会議
【かいぎ】複数人が同じ時間に同じ場所に集まることで、「決まった」という感覚だけが生産される装置。何を決めたかより、集まったことが記憶される。
解説
会議には不思議な慣性がある。週次会議は「今週の共有事項がない」という週も開催され、「特になし」という結論を全員で確認して終わる。この確認作業を省略すると何かが起きそうな気がするため省略できない。会議の終わりに「では次回また」と締めた瞬間、次の会議の種が植えられる。会議が会議を呼ぶのは、組織の生態系としてごく自然な現象である。
用例
「次回の会議で決めましょう」と言った人が、次回の会議でも同じ言葉を口にした。その言葉が何回目かは、誰も数えていない。