お辞儀
【おじぎ】頭を下げることで敬意を表す行為。電話口でも反射的に行われ、相手に届かないと分かっていても体が止まらない日本固有の条件反射。
解説
お辞儀の不思議な点は、視覚的に相手に伝わらない状況でも自動的に発動することにある。電話で謝るとき、オンライン会議の終了ボタンを押した後、ひとり歩きしながら道を尋ねた見知らぬ人の背中に向けて——いずれも頭は下がる。この反射は礼儀というより、頭が下がることで自分の気持ちが整理される、ある種の内向きの儀式かもしれない。
用例
コールセンターに電話して「ありがとうございました」と言いながら深くお辞儀をし、受話器を置いた後に気づいた。