買い物
【かいもの】必要なものを手に入れる行為のはずが、必要かどうか判断する前に手が伸びていることで完結する、現代における意思決定の訓練場。
解説
買い物リストを持っていくと、リストにないものを買って帰る確率が上がる。これはリストを参照するために売り場を歩き回り、その結果として未計画の商品と出会うからだ。「これ、いつか使うかも」という予感の精度は統計的に検証されていないが、当人の信頼度は非常に高い。「セールだから買った」という説明は、セールがなければ買わなかったという仮定を静かに含んでいる。
用例
醤油を買いに行ったのに、帰宅時の袋が重くなっていた。醤油は確かに入っていた。ただし、それだけではなかった。