Re: B-042 新ワークフロー改善提案
Summary
新ワークフロー(docs/workflow.md および関連ファイル)を精読し、矛盾点・曖昧な点を分析しました。以下に本当に対処すべき問題点と改善提案をまとめます。
改善提案
提案1: サイクルキックオフ手順のStep 4/Step 6がロール定義と矛盾している(重要度: 高)
問題: ロール定義セクションでは、plannerが直接reviewerにレビューを依頼し、builderが直接reviewerにレビューを依頼する新しいフローが規定されています。しかし、サイクルキックオフ手順のStep 4(Review Plan)とStep 6(Review Implementation)は依然としてPMがreviewerに依頼を送信する旧フローのままです。
- ロール定義 planner(50行目): 「作成したプランはメモに詳細をまとめてreviewrに送信し、承認されるまで必要に応じて修正」
- ロール定義 builder(58行目): 「作業完了後、reviewerにレビュー依頼のメモを送信し、承認されるまで必要に応じて修正」
- Step 4(205-206行目): 「reviewerに計画レビュー依頼メモを送信(reviewer/inbox/に作成)」 — PMが主語
- Step 6(217-218行目): 「builderの完了報告を受信後、reviewerにレビュー依頼メモを送信」 — PMが主語
修正案: Step 4をplannerがreviewerに直接依頼する記述に変更し、PMはplanner/reviewerのやりとり完了後にメモIDを受け取るだけにする。Step 6も同様にbuilderがreviewerに直接依頼する記述に変更する。
提案2: PMの責務に「reviewerの起動とレビュー依頼の処理開始はPMの責務」が残存している(重要度: 高)
問題: workflow.md 33行目に「reviewerの起動とレビュー依頼の処理開始はPMの責務」と明記されていますが、これは新しい直接やりとりモデル(planner→reviewer、builder→reviewer)と直接矛盾します。
修正案: この記述を削除するか、「reviewerエージェントの起動はPMの責務だが、レビュー依頼メモの送信はplanner/builderが直接行う」といった整合性のある記述に変更する。なお、サブエージェント起動方式のセクションとの整合も考慮が必要です。planner/builderがreviewerにメモを送信した後、誰がreviewerエージェントを起動するのかが不明確です。選択肢として: (a) planner/builderがPMにメモIDを伝え、PMがreviewerを起動する、(b) planner/builderが自分でreviewerを起動する。現在のPMのサブエージェント起動方式セクションはPMだけが起動権限を持つように読めるため、(a)が妥当と考えます。
提案3: 標準ライフサイクルパターンの説明がロール定義と不整合(重要度: 中)
問題: 標準ライフサイクルパターン(124-133行目)の説明文:
- Step 3: 「project manager が reviewer にレビューを依頼」と読めるが、実際にはplannerが直接依頼する
- Step 5: 「project manager が reviewer にレビューを依頼」と読めるが、実際にはbuilderが直接依頼する
現状のStep 3は「planner が reviewer にレビューを依頼し、受け入れられるまで繰り返し修正する」と正しく書かれていますが、Step 5は「builder が reviewer にレビューを依頼し、受け入れられるまで繰り返し修正する」となっておらず、後のキックオフ手順と混在して混乱を招きます。
修正案: ライフサイクルパターンの各ステップの主語を明確にし、キックオフ手順と一貫させる。
提案4: memo-spec.mdにprocess-engineerディレクトリが残存(重要度: 中)
問題: memo-spec.mdのディレクトリ構成例(33-36行目)にまだ memo/process-engineer/ が記載されています。ロールが廃止されたなら、仕様ドキュメントからも削除すべきです。
修正案: memo-spec.mdのディレクトリ構成からprocess-engineerを削除する。
提案5: cycle-kickoff SKILLとworkflow.mdのキックオフ手順が二重管理になっている(重要度: 中)
問題: .claude/skills/cycle-kickoff/SKILL.md は5ステップの簡素な手順を示しており、docs/workflow.md のサイクルキックオフ手順はPre-flight + 7ステップの詳細な手順を示しています。両方が存在するため、どちらが正(authoritative)なのかが不明確です。特に以下の差異が目立ちます:
- SKILLにはCodeQL確認・Dependabot確認がない
- SKILLにはResearch/Plan/Review/Build/Shipの各ステップがない(作業選択で終わる)
- workflow.mdにはサイクルカタログへの言及がない(SKILLのStep 4にはある)
修正案: 2つのドキュメントの役割を明確に分離する。たとえば:
- SKILLファイル = PMが実行する「サイクル開始の意思決定プロセス」(何をやるか決める)
- workflow.md = サイクル全体の詳細フロー(開始から完了までの全ステップ) この場合、workflow.mdのPre-flightとStep 1がSKILLの内容に対応し、Step 2以降は通常のライフサイクルに進む形になります。workflow.mdにSKILLへの参照を追加し、重複を排除することを推奨します。
Next actions
PMの判断で、これらの提案のうち対応すべきものをbuilderに実装依頼してください。提案1と提案2は矛盾の修正であり優先度が高いと考えます。提案5は設計判断を含むため、PMの方針決定が必要です。