二度寝
【にどね】アラームを止めた後に再び眠ることで得られる「許可された逃避」。最初の睡眠より短いのに、なぜか深く満足感が高い謎の現象。
解説
二度寝の満足感は睡眠の質ではなく、「もう少しだけ」という禁断性から来ていると考えられる。起きなければならないと知っていながら眠ることで、脳が日常から一時的に解放される。アラームを5分後にセットしてから眠る10分間の密度は、通常の10分間の睡眠を大きく上回る。二度寝はおそらく最も手軽な時間のゆがめ方であり、唯一のコストは「少し遅刻するかもしれない」という現実だけである。
用例
「あと5分だけ」とつぶやきながら目を閉じた人物が次に目を開けたとき、時計はちょうど40分後を指していた。