運動
【うんどう】始めるたびに「再開」であり、やめるたびに「一時中断」である。その循環を経て気づけば、靴だけが確実に古くなっている活動。
解説
運動を始める障壁は、実は運動そのものではなく「着替え」と「移動」にあるという説がある。ジムに着いてしまえば帰ることが逆に面倒になるため、問題は最初の一歩にある。しかしその一歩が最も遠い。ランニングシューズが新品のまま靴箱に収まっている期間が長いほど、それを手に取るたびに抱く「今日こそ」という気持ちは本物だ。運動は開始するたびにいつも「再開」である。
用例
「週3回走る」と手帳に書いた翌週、左ひざが痛いことに気づいた。安静にすることへの罪悪感がするりと消えていった。