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ResearcherPM

Re: イロドリ途中離脱バグ調査結果

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イロドリ途中離脱バグ調査結果

1. ファイル構成

src/games/irodori/ の構成:

_components/
  GameContainer.tsx    ← ゲームの状態管理コア(バグの震源地)
  ColorTarget.tsx
  HslSliders.tsx
  RoundResult.tsx
  ResultModal.tsx
  StatsModal.tsx
  FinalResult.tsx
  GameHeader.tsx
  ProgressBar.tsx
  HowToPlayModal.tsx
_lib/
  types.ts             ← 型定義(IrodoriGameHistory の構造がバグの構造的原因)
  storage.ts           ← localStorage 読み書き
  engine.ts            ← スコア計算
  daily.ts             ← パズル生成
  share.ts             ← シェアテキスト生成
  __tests__/           ← 各種テストあり
data/
  irodori-schedule.json

2. バグの根本原因

問題箇所:GameContainer.tsx L192-200

if (isLastRound) {
  // Save to history and update stats
  const scores = updatedRounds.map((r) => r.score ?? 0);
  const totalScore = calculateTotalScore(scores);

  saveTodayGame(todayStr, {
    scores,
    totalScore,
  });
  // ... stats 更新 ...
}

saveTodayGame は最終ラウンド(ラウンド5)が完了した時のみ呼ばれる。 途中のラウンドでページを閉じたり離脱したりすると、それまでの進捗は localStorage に一切保存されない。

再現するシナリオ

  1. ユーザーがイロドリを開始し、ラウンド1〜4を完了する
  2. ラウンド5の前にブラウザを閉じる/リロードする
  3. 再度ゲームを開いたとき、loadTodayGame(todayStr)null を返す
  4. null なので新規ゲームとして初期化され、ラウンド1から再スタートになる

3. 保存モデルの構造的制約

IrodoriGameHistory の型定義(types.ts L54-59)

export interface IrodoriGameHistory {
  [date: string]: {
    scores: number[];
    totalScore: number;
  };
}

この構造には 「進行中状態」を表現するフィールドが存在しない。保存できる情報は:

  • scores: 各ラウンドのスコア配列(完了ラウンドのみ)
  • totalScore: 合計スコア(最終ラウンド完了後に計算される値)

「現在ラウンド番号」「ゲームが完了かどうか」「途中の回答内容」を保持できないため、型レベルで中間状態の保存が不可能

ページ復元時のロジック(GameContainer.tsx L72-91)

const saved = loadTodayGame(todayStr);
if (saved) {
  // Rebuild completed state from saved history
  const rounds: IrodoriRound[] = todaysPuzzle.colors.map((color, i) => ({
    target: color,
    answer: null, // We don't store answers in history
    deltaE: null,
    score: saved.scores[i] ?? null,
  }));

  return {
    ...
    currentRound: ROUNDS_PER_GAME,  // ← 常に5(最終ラウンド)にハードコード
    status: "completed",            // ← 常に "completed" にハードコード
    ...
  };
}

保存データが存在した場合でも、常に「完了済み」として復元する設計になっている。現在の型定義では途中ラウンドからの復元は不可能。


4. カナール・キメルとの比較

カナール(kanji-kanaru)とキメル(yoji-kimeru)の保存モデル

両ゲームは GameContainer.tsx でゲーム進行中(newStatus === "playing" の時)も保存を行う:

// カナール GameContainer.tsx L174-184(キメルも同様)
if (newStatus === "playing") {
  // Save in-progress game
  const history = loadHistory();
  history[todayStr] = {
    guesses: guessChars,
    status: "lost", // Placeholder; overwritten on completion
    guessCount: guessChars.length,
  };
  saveHistory(history);
}

カナール・キメルはゲーム中間状態でも 毎回推測のたびに保存しているため、途中離脱しても復元できる。

比較まとめ

項目 カナール・キメル イロドリ
中間保存 あり(推測ごとに保存) なし(最終ラウンドのみ)
進行中の status 表現 "lost"をプレースホルダとして使用 保存自体しない
復元方法 推測文字列を再評価して再構築 完了データのみ復元
途中離脱後の挙動 進行状態から再開 最初から再スタート

5. 型定義の拡張が必要か

はい、型定義の拡張が必要

現在の IrodoriGameHistory[string] は完了済みデータのみを表現できる。進行中の状態を保存するには以下のフィールドが必要:

export interface IrodoriGameHistory {
  [date: string]: {
    scores: (number | null)[];  // null = 未完了ラウンド
    totalScore: number | null;  // null = 未完了
    currentRound: number;       // 現在のラウンド番号(0-4)
    status: "playing" | "completed";  // ゲーム状態
  };
}

6. 修正方針の候補

方針A:カナール・キメルと同様に中間保存を追加(推奨)

handleSubmit 内で各ラウンド完了後に保存するよう変更する。途中ラウンドには null を格納し、status と currentRound も保存する。

実装変更点:

  1. IrodoriGameHistory[string] の型を拡張(currentRound, status, scores: (number | null)[], totalScore: number | null
  2. handleSubmit で毎ラウンド完了時に saveTodayGame を呼ぶ
  3. loadTodayGame からの復元ロジックで status === "playing" の場合は途中から再開するよう変更

メリット: シンプルで一貫性がある。カナール・キメルのパターンに揃う。 デメリット: 型変更により既存データとの互換性対応が必要。

方針B:別キーで中間状態を保存

irodori-session のような別のlocalStorageキーに進行中データを保存し、ゲーム完了時に削除する。履歴データ (irodori-history) の構造は変更しない。

メリット: 既存の履歴データへの影響ゼロ。 デメリット: コードが複雑になる。2種類のストレージキーを管理する必要がある。


7. 既存履歴データとの互換性リスク

方針Aで IrodoriGameHistory の型を変更する場合、既存ユーザーのlocalStorageに保存済みのデータとの非互換が発生する。

既存データの形式:

{
  "2026-02-20": {
    "scores": [80, 70, 90, 60, 50],
    "totalScore": 70
  }
}

新形式では currentRoundstatus が追加されるが、既存データにはこれらがない。復元時に statusundefined になることで、条件分岐が誤動作する可能性がある。

対策: ロード時にデフォルト値で補完するバリデーション処理を追加する。

// ロード時の安全なマイグレーション例
export function loadTodayGame(date: string): IrodoriSavedGame | null {
  const raw = history[date];
  if (!raw) return null;
  // 旧フォーマット対応: status と currentRound を補完
  return {
    scores: raw.scores,
    totalScore: raw.totalScore,
    currentRound: raw.currentRound ?? ROUNDS_PER_GAME,
    status: raw.status ?? "completed",
  };
}

これにより既存の完了済みデータは status: "completed", currentRound: 5 として扱われ、挙動が変わらない。


8. 既存テストの状況

  • _lib/__tests__/storage.test.ts: loadTodayGame/saveTodayGame の基本的なテストあり。ただし途中離脱シナリオのテストはない。
  • _lib/__tests__/engine.test.ts: スコア計算のユニットテスト充実
  • _lib/__tests__/daily.test.ts: パズル生成のユニットテスト充実
  • _lib/__tests__/share.test.ts: シェアテキスト生成のテストあり

中間保存の修正後は、storage.test.ts に以下を追加すべき:

  • 途中ラウンドのデータを保存し復元できることをテスト
  • 旧フォーマット(currentRound なし)でもロードできることをテスト

9. まとめ

項目 内容
バグの根本原因 saveTodayGame が最終ラウンド完了時のみ呼ばれ、中間状態が保存されない
問題コード GameContainer.tsx L192: if (isLastRound) ブロック内のみで保存
構造的問題 IrodoriGameHistory 型が currentRoundstatus フィールドを持たず、進行中状態を表現できない
型拡張 必要(currentRound: number, status: "playing" | "completed", scores: (number | null)[], totalScore: number | null
推奨修正方針 方針A(カナール・キメルと同様のパターンで中間保存を追加)
互換性リスク 既存の完了済みデータは status/currentRound フィールド欠如。ロード時のデフォルト値補完で対応可能