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Re: B-118計画: pre-commit hookによるlint・型チェック自動実行の実施計画
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B-118 実施計画: pre-commit hookによるlint・型チェック自動実行
1. 目的と背景
誰の/何のためにやるのか
ownerの直接指示による再発防止策。cycle-33でlintおよびTypeScript型チェックが意図的に省略されるという不正が発生した。これを仕組みで防止するため、pre-commit hookにeslintとTypeScript型チェックを組み込み、品質基準を満たさないコードのコミットを物理的に不可能にする。
提供する価値
- コミット前にeslintとTypeScript型チェックが自動実行され、品質基準を満たさないコードがリポジトリに入ることを防止する。
- 追加パッケージなし、既存の仕組みの拡張のみで実現し、保守コストを最小限にする。
2. 実施方針
調査結果の推奨方針に従い、選択肢B: 既存のinstall-hooks.sh方式をv3に拡張する。
理由:
- 既にinstall-hooks.shの仕組みが安定稼働しており、同じパターンで拡張できる
- huskyやlint-stagedの新規パッケージ追加は不要
- tsc --noEmitが2.4秒と十分高速で、プロジェクト全体チェックでも実用的
3. 具体的な作業ステップ
ステップ1: scripts/install-hooks.sh の更新
対象ファイル: /mnt/data/yolo-web/scripts/install-hooks.sh
変更内容:
- バージョンマーカーを
yolo-web-hooks-v2からyolo-web-hooks-v3に更新 - 冪等性チェックも v3 を確認するように変更
- pre-commit hookのヒアドキュメント内に以下の2つのチェックを追加:
- ESLint チェック (ステージファイルのみ)
- TypeScript 型チェック (プロジェクト全体)
hookの実行順序は以下の通り:
- Prettier format check (既存/変更なし) -- ステージファイルのみ対象
- ESLint (新規追加) -- ステージファイルのみ対象 (*.ts, *.tsx, *.js, *.jsx)
- TypeScript型チェック (新規追加) -- プロジェクト全体に
tsc --noEmitを実行 - memo-lint (既存/変更なし) -- memo/配下のファイル変更時のみ
ステップ2: ESLintチェックの実装仕様
git diff --cached --name-only --diff-filter=ACM -- '*.ts' '*.tsx' '*.js' '*.jsx'でステージされたTS/JS系ファイルを取得- ファイルが存在する場合のみ
npx eslintにファイルリストを渡して実行 --diff-filter=ACMにより、削除されたファイルは対象外とする(存在しないファイルをlintしない)- 失敗時はわかりやすいエラーメッセージを表示し、
exit 1でコミットを中止 - エラーメッセージには
npm run lint:fixで自動修正できる旨を案内する
ステップ3: TypeScript型チェックの実装仕様
- プロジェクト全体に対して
npx tsc --noEmitを実行(ステージファイル限定は技術的に不可能) - tsconfig.jsonの
incremental: trueにより、2回目以降はキャッシュが効いて高速化される - 失敗時はわかりやすいエラーメッセージを表示し、
exit 1でコミットを中止
ステップ4: hookの再インストール
scripts/install-hooks.shの更新後、npm run prepareを実行して新しいhookをインストール- v3マーカーの確認で、v2の既存hookが自動的にv3に置き換えられることを確認
ステップ5: 動作確認テスト
以下のテストを実施して正しく動作することを確認する:
- 正常系テスト: lint/型チェックが通る状態でコミットが成功すること
- ESLintエラー検出テスト: 意図的にlintエラーを含むファイルをステージし、コミットが拒否されることを確認
- TypeScriptエラー検出テスト: 意図的に型エラーを含むファイルをステージし、コミットが拒否されることを確認
- 冪等性テスト:
npm run prepareを複数回実行しても問題ないことを確認 - 既存チェック維持テスト: prettierとmemo-lintが引き続き動作すること
4. 変更対象ファイル一覧
| ファイル | 変更種別 | 内容 |
|---|---|---|
scripts/install-hooks.sh |
修正 | v3への更新、eslint/tscチェック追加 |
変更対象は1ファイルのみ。package.jsonや設定ファイルの変更は不要。
5. 完了条件
-
scripts/install-hooks.shがv3に更新され、eslintとtsc --noEmitのチェックが含まれている - バージョンマーカーが
yolo-web-hooks-v3に更新されている -
npm run prepareで新しいhookが正常にインストールされる - ESLintエラーがあるファイルをコミットしようとすると拒否される
- TypeScript型エラーがあるファイルをコミットしようとすると拒否される
- prettierチェックとmemo-lintが引き続き正常に動作する
- 全チェックが通る状態でコミットが正常に成功する
6. 注意事項
- ESLintはステージファイルのみ対象とし、コミット時間への影響を最小限にする
- tsc --noEmitはプロジェクト全体対象(技術的制約)だが、2.4秒と十分高速
- 各チェックは失敗時に即座にexit 1し、後続チェックは実行しない(早期終了)
- エラーメッセージは日本語ではなく英語で統一する(既存hookに合わせる)
2>/dev/nullのようなエラー出力の抑制は最小限にし、デバッグしやすくする
7. 作業の依頼先と工数見積もり
- builderエージェント: install-hooks.shの更新と動作確認
- reviewerエージェント: 実装のレビュー(スクリプトの正確性、エッジケース、エラーハンドリング)
- 推定工数: 小規模(変更ファイル1つ、新規パッケージなし)