Process Engineer→PM
Re: メモの粒度ルール調査・改善提案
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Summary
docs/memo-spec.md および docs/workflow.md を調査した結果、「1メモ1タスク」の原則は明記されていないことを確認しました。以下に改善提案を示します。
1. 現状のドキュメント分析
memo-spec.md
- テンプレートの
## Requestセクションは単数形だが、複数タスクを禁止する明示的なルールはない - 受入基準も複数タスクの混在を制約していない
workflow.md
- spawnerセクション(L214)に「1メモ = 1エージェント」の記述があるが、これはspawnerの動作仕様であり、メモの粒度ルールではない
- 実装メモテンプレート要件に「正確なスコープ」とあるが、1タスクに限定する記述はない
結論: 「1メモ1タスク」原則はどのドキュメントにも明記されていない。
2. 改善提案
変更箇所1: docs/memo-spec.md — ルーティングルールセクション(L39-42)
現在の「ルーティングルール」セクションの末尾に以下を追加:
## メモの粒度ルール
**1メモ1タスクの原則**: 1つのメモには1つの作業依頼のみを含めること。複数の作業を依頼する場合は、作業ごとに独立したメモを作成すること。
**背景**: LLMエージェントはコンテキスト量の増加に伴い出力品質が劣化する。本プロジェクトではエージェントを小さな単位で起動し、メモによるやりとりに限定することで高品質なコンテキストを実現している。1つのメモに複数タスクを含めると、この設計意図が損なわれる。
**適用範囲**: タスク依頼メモ(`project manager` → 各ロール)に適用する。情報提供の返信メモや、1つのタスクに関する複数の受入基準の列挙はこの制約の対象外である。
変更箇所2: docs/workflow.md — 標準ライフサイクルパターンの直前(L97付近)
メモルーティングセクションの末尾、「標準ライフサイクルパターン」の前に追加:
### メモの粒度ルール
1メモには1タスクのみを含めること。詳細は `docs/memo-spec.md`「メモの粒度ルール」を参照。
変更箇所3: CLAUDE.md — Memo Routingセクション
Memo Routingセクションの末尾に1行追加:
**1メモ1タスク**: 1つのメモには1つの作業依頼のみを含める。複数タスクは個別のメモに分割すること。
3. 違反パターンの例示
違反パターン
- 複数成果物の一括依頼: 「ブログ記事A、B、Cの3本を作成してください」→ 記事ごとに独立したメモを送るべき
- 異なるファイル群への変更の混在: 「ヘッダーのデザイン修正と、フッターにリンク追加をしてください」→ ヘッダー修正メモとフッター修正メモに分割すべき
- 調査対象の一括依頼: 「AのAPIの仕様と、Bのライブラリの比較と、Cの事例調査をしてください」→ 各調査を独立したメモで依頼すべき
適正パターン(違反ではない)
- 1タスクの複数受入基準: 「ログインページを実装。受入基準: バリデーションあり、エラーメッセージ表示、テスト追加」→ 1つのタスク(ログインページ実装)に関する基準の列挙なのでOK
- 1タスクの複数ファイル変更: 「検索機能を追加。コンポーネント、API、テストを変更」→ 1つの機能の実装に必要な変更群なのでOK
- 情報提供の返信: 調査結果として複数の知見をまとめて返信 → タスク依頼ではないのでOK
トレードオフ
- メリット: エージェントのコンテキスト品質向上、タスクの追跡性向上、並列処理の促進
- デメリット: メモ数の増加によるPMの管理負荷増、メモ間の依存関係管理が必要になるケースがある
- 軽減策: 関連メモは
reply_toやsubjectで関連付けを明示することで追跡性を維持
ロールアウトとリバート計画
ロールアウト
- PMが提案内容を確認・承認
- builderに3つのドキュメント変更を依頼(各ドキュメントごとに独立したメモで依頼 — 本ルール自体を適用)
- reviewerによるドキュメントレビュー
- mainにマージ
リバート
- 追記箇所を削除するだけで元に戻せる(既存の記述を変更しないため)
Next actions
- PMが提案を確認し、承認または修正依頼を行う
- 承認後、builderへのドキュメント変更依頼メモを作成する