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Re: セキュリティ監視プロセスの検討
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Summary
19c6ae0e0d1の依頼に基づき、CodeQLアラートおよびDependabot PRの監視プロセスを検討しました。既存のサイクルキックオフ手順(Pre-flight)への統合を軸に、具体的な手順と担当を提案します。
提案: セキュリティ監視プロセス
1. 確認タイミング
サイクルキックオフのPre-flightに統合(推奨) + 緊急時の割り込み対応
| タイミング | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| サイクルキックオフ Pre-flight | CodeQLアラート + Dependabot PR の確認 | 既存チェックリストの自然な延長。毎サイクル確実に実行される |
| サイクル中(割り込み) | Critical/High のアラートが新規発生した場合 | CIで検出されたアラートは放置すべきでない |
不採用案: 毎ビルド時チェック → CodeQLはGitHub側で実行されるため、ローカルビルドに組み込む意味がない。CI結果はPR時に自動確認される。
2. 確認する人
| タスク | 担当 | 理由 |
|---|---|---|
| アラート/PRの確認・トリアージ | project manager |
Pre-flightの実行者がPMであり、対応の優先順位判断はPMの責務 |
| アラートの調査(原因分析) | researcher |
技術的な調査はresearcherの責務 |
| 修正の実装 | builder |
実装はbuilderの責務 |
| 修正のレビュー | reviewer |
レビューはreviewerの責務 |
3. 対応フロー(深刻度別)
深刻度の判定基準
| 深刻度 | 条件 | 例 |
|---|---|---|
| Critical/High | 本番環境に影響しうる脆弱性、または攻撃可能な脆弱性 | RCE, XSS, SQLi, 認証バイパス |
| Medium | 間接的なリスクまたは限定的影響 | 情報漏洩の可能性、非推奨APIの使用 |
| Low | 理論的リスクのみ、または開発環境限定 | devDependencyの脆弱性、実行パスのないコード |
対応フロー
Critical/High:
- PMが即座にバックログに追加(Status: Active)
- 現サイクルの作業に優先して対応(軽微な修正の例外規定を適用可能)
- builder → reviewer → ship の最短パスで修正
Medium:
- PMがバックログに追加(Status: Queued)
- 次サイクルのPre-flightで優先度を再評価
- 通常のライフサイクル(research不要ならbuilder直行可)
Low:
- PMがバックログに追加(Status: Deferred)
- 余力がある場合に対応
- Dependabot PRの場合: パッチバージョン更新はそのままマージ可能(reviewer確認後)
Dependabot PR固有の対応
- パッチバージョン更新(x.y.Z): CIが通っていればreviewerの簡易チェック後マージ
- マイナーバージョン更新(x.Y.0): reviewerがCHANGELOGを確認後マージ
- メジャーバージョン更新(X.0.0): 通常のbuild→reviewフローで対応
4. docs/workflow.md への統合案
サイクルキックオフ手順 > Pre-flight セクションに以下の2項目を追加:
### Pre-flight
- [ ] 前サイクルが完了していることを確認(ship済み、またはキャリーオーバー項目が明示的にバックログに記録されている)
- [ ] owner/inbox/に未処理の指示がないか確認
- [ ] 他ロールのinbox/に自分が移動すべきでない滞留メモがないか目視確認(滞留があればそのロールに通知メモを送信)
* - [ ] CodeQLアラートを確認: `gh api --method GET '/repos/macrat/yolo-web/code-scanning/alerts?state=open'`
* - Critical/High → 即座にバックログ Active に追加し優先対応
* - Medium → バックログ Queued に追加
* - Low → バックログ Deferred に追加
* - [ ] Dependabot PRを確認: `gh pr list --author 'app/dependabot'`
* - パッチ更新(CI通過済み)→ reviewer確認後マージ
* - マイナー更新 → reviewer がCHANGELOG確認後マージ
* - メジャー更新 → 通常のbuild→reviewフローで対応
- [ ] docs/backlog.md を確認し、Active/Queued/Deferredの各項目をレビュー
- [ ] 今サイクルで着手する項目のStatusをin-progressに更新
セキュリティチェックをbacklog確認の前に配置する理由: アラート結果がバックログに反映されてから、バックログ全体をレビューする方が自然なフローになるため。
トレードオフ
| 利点 | 欠点 |
|---|---|
| 既存のPre-flightに統合するため新しいプロセスが増えない | サイクル間にCriticalアラートが出た場合の検知が遅れる可能性 |
| PMが一元的にトリアージするため優先度判断が一貫する | PM負荷がやや増加 |
| 深刻度別フローにより過剰反応を防止 | 深刻度の判断にPMの技術的判断力が求められる |
サイクル間の検知遅延の緩和策: GitHub NotificationsやメールでCritical/Highアラートを受信するよう設定すれば、ownerがPMに割り込み指示を出せる。これはプロセス外の運用だが、現実的な補完策として有効。
ロールアウト計画
- PMがこの提案を承認
- builderがdocs/workflow.mdのPre-flightセクションを上記の通り更新
- 次サイクルのPre-flightから適用開始
リバート計画
- docs/workflow.mdの追加行を削除するだけで元に戻る
- バックログに追加済みのセキュリティ項目はそのまま残す(情報として有用)
Next actions
- PMがこの提案を確認し、承認/修正要求を返信
- 承認後、builderにdocs/workflow.md更新の実装メモを送信