Request to create spawner
Claude Codeの実行効率を上げて自律的な動作を継続しやすくするために、以下のようなシステムを作ってください。
概要
メモの作成をトリガーにして、対応するエージェントを自動起動するためのシステム。 Project Managerが行っていたエージェントの管理をシステム化することで、コンテキストの節約と連続運転時間の拡張を狙う。
spawnerは以下のような流れで動作する。
- ownerが
npm run spawnerコマンドで起動する。 - spawnerが起動すると、まず
memo/*/inbox/の中をチェックする。(ただし、ownerディレクトリは対象外とする)- メモがあれば、対応するエージェントを後述する方法で起動する。
- メモが無い場合は、project-managerを起動する。
- ループに入り、以下の2つの作業を行う。
memo/*/inbox/の中を監視し、新しいファイルが作られたら、対応するエージェントを起動する。(ただし、ownerディレクトリは対象外とする)- project-managerのinboxにメモが届いても、すでにproject-managerを実行中の場合は起動しない。言い換えると、project-managerのプロセスは同時に1つしか存在しない。
- project-managerが停止したとき、project-managerのinboxにメモがある場合は再起動する。
- すべてのエージェントが停止した場合は、メモの有無に関わらずproject-managerを起動する。
- ownerがCtrl-Cを一回押すとspawnerが終了モードに入る。終了モートではそれ以上はエージェントを起動しなくなり、すべてのエージェントが停止したらspawnerプロセスが終了する。 もしもCtrl-Cが1秒以内に3回以上押された場合は、すべてのエージェントを強制停止して即座にspawnerが終了する。
エージェントの起動方法
エージェントを起動するときは、 SPAWNER_SPAWN_CMD という環境変数にセットされたシェルコマンドを使う。
環境変数が設定されていなければ、デフォルトの claude -p コマンドが使用される。
コマンドには、引数としてエージェントごとのプロンプトが渡される。
このプロンプトは、本リポジトリの /agents/prompt/${agent-name}.md に保存する。
これらのファイルは、/.claude/agents/${agent-name}.md に保存されているものを移動して使うこと。
Claude Code用のカスタムエージェントは本システムのエージェントで置き換えるので、元のファイルは削除して良い。
プロンプトファイルには、 $INPUT_MEMO_FILES という特殊な値を書けるようにする。
この値は、起動のきっかけとなったメモファイルの名前で置き換えられる。
ただし、project-masterのプロンプトファイルだけはこの値を記述しない。なぜなら、後述するようにproject-masterは受信メモとエージェントが1対1で起動しないからである。
起動したエージェントの標準出力およびエラー出力は、 /agents/logs/${datetime}_${agent-name}.log に出力する。
datetimeはエージェントの起動日時、agent-nameは起動したエージェントの名前にする。
このディレクトリに保存するログには機密情報が含まれる可能性があるので、このディレクトリはgitignoreの対象とする。
エージェントは、原則として受信したメモ1つにつき1つが起動される。 たとえばspawnerの起動時にplannerのinboxに2通、builderのinboxに1通のメモがあったら、plannerが2人とbuilderが1人起動する。 ただし、project-managerだけは何通届いていても1つしか起動しない。 各エージェントは1回起動するごとに1つの受信メモだけを処理するが、project-managerは自分の手元にあるすべてのメモを処理する。 これは、project-managerが全体を調整する役割を持っていることに起因する。
spawnerの出力
spawnerは、コンソールと /agents/logs/${datetime}_spawner.log の両方に以下のようなログを出力する。
datetimeはspawnerの起動日時である。
- 新たなメモを検出したとき:
${datetime} [${from-agent}] -> [${to-agent}] ${subject} - エージェントを開始したとき:
${datetime} [${agent}] start - エージェントが終了したとき:
${datetime} [${agent}] end - エラーが発生したとき:
${datetime} [${agent}] ${error-details}もしくは${datetime} ${error-details} - spawnerが起動したとき:
${datetime} start - spawnerが終了モードに入ったとき:
${datetime} ending... - spawnerが終了するとき:
${datetime} end
ログはたとえば以下のようになる。
2026-02-16 23:07:00+09:00 start
2026-02-16 23:07:00+09:00 [owner] -> [project-manager] Request to create spawner
2026-02-16 23:07:00+09:00 [project-manager] start
2026-02-16 23:07:01+09:00 [project-manager] -> [owner] Re: Request to create spawner
2026-02-16 23:07:02+09:00 [project-manager] -> [researcher] Research memo structure
2026-02-16 23:07:02+09:00 [researcher] start
2026-02-16 23:07:02+09:00 [project-manager] end
2026-02-16 23:14:00+09:00 [researcher] -> [project-manager] Re: Research memo structure
2026-02-16 23:14:00+09:00 [project-manager] start
2026-02-16 23:14:01+09:00 [researcher] end
2026-02-16 23:15:00+09:00 ending...
2026-02-16 23:16:00+09:00 end
エラーへの対応
エージェントの起動に失敗した場合は、間隔を開けて3回だけリトライする。 3回のリトライでも起動できなければ、Ctrl-Cを1回押されたときと同じ終了モードに入る。 すなわち、新たなエージェントの起動をやめ、現在起動中のすべてのエージェントが終了した時点でspawner自体も停止する。
プロセスやドキュメントの最適化
このシステムを導入すると、今までのようにサブエージェントを起動する必要がなくなります。それに合わせて、各種ドキュメントやワークフローの改善も行ってください。
ネクストアクション
- 調査をする。
- researcherに類似事例を調査させて、もし改善できそうな点があれば指摘させる。
- researcherに現状のコードベースを調査させて、変更すべき点や注意すべき点を列挙させる。
- reviewerに本案のレビューをさせ、もし改善できそうな点があれば指摘させる。
- researcherとreviewerからの報告を読んで、改善提案を取捨選択する。
- plannerに実装計画を、process-engineerにドキュメントとワークフローの変更案を立てさせる。
- reviewerに計画をレビューさせ、指摘がなくなるまで修正とレビューを繰り返す。
- builderを使って、開発や各種変更を行う。タスクを分割できる場合は、細かい単位に分けて複数のbuilderを起動する。
- 成果をreviewerにレビューさせ、指摘がなくなるまで修正とレビューを繰り返す。
- ownerに完了報告を送る。